どんたくは、夏の山笠、秋の放生会とならんだ博多の三大行事のひとつです。「どんたく」(=ZONTAG)は、オランダ語で「休日」の意味です。5月3日、4日に福岡市で行われる博多どんたく。ドンタクはオランダ語で安息日、休日を意味するzondag(ゾンターク)が語源とされています。松ばやしを組み、稚児や思い思いの仮装をした人々が市内を練り歩きます。博多どんたくはちょうどゴールデンウィークと重なりますが、観光客の飛び入りもOKだそうです。
「どんたく絵巻」はカステラ生地でマロンを包み焼きした、しっとりとした焼菓子でございます。
博多どんたくとは
博多どんたくの起源は、博多松囃子(はかたまつばやし)ですが、松囃子はもともと年頭に福を祝って行われる芸事でした。室町時代になって足利義満が都落ちして播磨国の白旗城に居していた折に義満を慰めるため披露したことが、全国各地に広まったのが起源といわれています。博多松囃子では、福神・恵比須・大黒の三福神と稚児が、福岡や博多の要所要所の施設や商家、神社仏閣を訪問します。如水庵の本店にも博多どんたくの期間に稚児舞が舞われます。稚児舞は本来ならお座敷などで舞われる神聖なものですので、如水庵でも稚児が来る前に店内のお菓子や台を大急ぎで片づけて、茣蓙を敷き、稚児をお迎えします。そして、舞っていただいたお礼に杉原紙一束(兵庫県の重要無形文化財・伝統的工芸品)と扇一本、御祝儀をお渡しします。
カステラ生地でマロン(栗餡)を包み焼きした、しっとりとした焼菓子でございます。
どんたくは、夏の山笠、秋の放生会とならんだ博多の三大行事
のひとつです。
箱サイズ:22㎝×28.5㎝×3㎝